ニセ科学的なものを元ネタに、二人の恋人の成長物語なんですが、作者が言いたいことは、それよりもニセ科学的なものを巡る社会の動きとその収束を描きたかったのではないかとおもう。
虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)作者: 田中哲弥,大森望,日下三蔵出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/12メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 190回この商品を含むブログ (102件) を見るSFアンソロジー 序文 大森望 「グラスハートが割れないよ…
脅迫性障害の現れ方を天文学を、ネタに描く事で幻想的なミステリに仕上がっている。でも私には難解。
ミステリマガジン 2010年 09月号 [雑誌]出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/07/24メディア: 雑誌 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る雑誌 "Hayakawa Mystery Magazine No.655" 「罪、犯せし者たち」"Those That Trespass"ピーター・トレメ…
訳:中西秀男 ちょっとしたネタの小品だけど、それにうまく家で飼われている猫と鳥を絡めて書いているところがミソ。
ザ・ベスト・オブ・サキ〈1〉 (ちくま文庫)作者: サキ,中西秀男出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1988/06メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (11件) を見るショートーショート集 "The Complete Short Stories of Saki" 「アン夫人…
『ユニオン・クラブ綺談』アイザック・アシモフ 創元推理文庫 所収 たった一言添えられた言葉から導きだされた答え。うまい。
『ユニオン・クラブ綺談』アイザック・アシモフ 創元推理文庫 所収 短い小説ながら、しっかりとしたパターンで作られたシリーズになっていると思う。この話はアメリカ国民でないと面白さ半減であろうが悪くない。
ユニオン・クラブ綺談 (創元推理文庫)作者: アイザックアシモフ,池央耿出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1989/07/21メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (15件) を見るミステリ小説連作短篇集 "The Union Club Mysteries" Isaac Asimov ま…
『押川春浪回想譚』横田順彌 出版芸術社 所収 幽霊話なのに因果関係とかはっきりさせすぎて怖さを感じさせない話になってしまったかな。ベタすぎて不思議さもいまいち。
押川春浪回想譚 (ふしぎ文学館)作者: 横田順彌出版社/メーカー: 出版芸術社発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (13件) を見る 遊神女 幽霊船 恐怖病 木偶人 来訪者 星月夜 曲馬団 大喝采 飛胡蝶 蝉時雨 落葉舞…
M・C・ブラックマン M. C. Blackman 『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 残酷な話。記者が無責任すぎ。
ジム・ボズワース Jim Bosworth 『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 オチは予想が付きやすいが、アイディアはまあまあ。だけど、締め方が弱いかな。
W・P・マッギヴァーン W. P. McGivern 『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 面白いのだが、シニカルすぎる。素直すぎてシニカルって。
サミュエル・W・テーラー Samuel W. Taylor 『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 短くても文学的な作品だと思う。意外な結末や、恐怖だけがショートショートでない好例。
世界ショートショート傑作選〈1〉 (1978年) (講談社文庫)作者: 各務三郎,ナメ川コーイチ出版社/メーカー: 講談社発売日: 1978/11/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (2件) を見るショートショートアンソロジー "World's Fascina…
『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 ジョン・コリアの短篇に似たような作品があったような。そちらの方がうまかったかな。
『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 タイトルが引っかけになってる。
『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 古い電話のシステムを使った小品。悪くはない。
『世界ショートショート傑作選1』 編:各務三郎 講談社文庫 所収 各務三郎が解説で引用している、リチャード・バーブライトによるシュートショートの定義。「…物語のなかに閃光の人生をかいまみせながら…」というのを代表する作品ではある。
世界短編傑作集 4 (創元推理文庫 100-4)作者: E.ヘミングウェイ,江戸川乱歩出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1961/04/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 41回この商品を含むブログ (17件) を見るミステリ小説アンソロジー "Great Short Stories of Det…
『世界短編傑作集4』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 ここからハードボイルドの文体が始まったと言うのと、殺し屋のプロトタイプが生まれたと言う歴史的価値云々を知っていないと、少し面白みに欠けるが、殺し屋とのやり取りや、静かに自分の運命を受け入…
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 動機が自尊心を守るためと言う点が、極めて凶悪なのではないかと思わせる。これも探偵物のセルフパロディのような物?
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 何となくアンフェアな感じがしなくもない。
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 これぞ「奇妙な味」ともいうべき大傑作短篇だと思う。だれも小屋の中を覗き込もうとしなかった、という矛盾点があっても、傑作には変わりない・
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 シンプルであるが故に面白い。
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 そもそも、フタの無い(開けっ放しの)濾過器というのが今では想像しにくい。動機も殺さなくてはならないほどではないのでは?
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 奇想的にも関わらず、シンプルな作品で面白い。
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 有名なミステリ『毒入りチョコレート事件』の元になった物らしい。その『毒入り…』は未読なのだけど、何人もの探偵がいくつもの推理を展開してみせる構成で、ミステリのパロディというか、アンチミステ…
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 これも小学生のころに、読んだ推理クイズの本に載ってた。話しとしては面白いのだけど、尖ったドライアイスを胸に差し込むには無理がありすぎる。それにドライアイスをポットに入れてたら、中で気化し…