『鳩が来る家』倉坂鬼一郎 光文社文庫


鳩が来る家 (光文社文庫)

鳩が来る家 (光文社文庫)

  • 鳩が来る家
  • 骸列車 ☆☆
  • 片靴
  • 裏面
  • 少年
  • 古着
  • 蔵煮
  • 黒い手
  • 天使の指
  • 緑陰亭往来
  • アクアリウム
  • 解説 並木士郎

内容(「BOOK」データベースより)
「船だ…船が復讐に来る」口癖のように呟き続け、狂死した父。母も後を追うように首を吊った。呪われた嘗羅家最後の生き残り・雄作の元へも“彼ら”はやって来た。一族を根絶やしにするために…(表題作)。母が死んだ生家に帰った男を襲う怪異(「骸列車」)。謎の缶詰に隠された恐るべき秘密(「蔵煮」)。研ぎ澄まされた文章が紡ぎ出した、純度120%の恐怖譚十三編。