「グラスハートが割れないように」小川一水

ニセ科学的なものを元ネタに、二人の恋人の成長物語なんですが、作者が言いたいことは、それよりもニセ科学的なものを巡る社会の動きとその収束を描きたかったのではないかとおもう。

『虚構機関 年刊日本SF傑作選』編:大森望/日下三蔵 創元SF文庫


虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

SFアンソロジー

内容(「BOOK」データベースより)
ファン待望の企画、開幕!
2007年の日本SFの精華 選りすぐった16作を収録

『ミステリマガジン』2010年09月号No.655「コスチューム小説道」 早川書房


ミステリマガジン 2010年 09月号 [雑誌]

ミステリマガジン 2010年 09月号 [雑誌]

雑誌
"Hayakawa Mystery Magazine No.655"

  • 「罪、犯せし者たち」"Those That Trespass"
    ピーター・トレメイン"Peter Tremayne"/吉嶺英美 訳
  • マスケット弾」"The Masket Ball"
    ポール・C・ドハティ"Paul C. Doherty"/小田川佳子 訳
  • 「7C」"7C"
    ジェイソン・ロバーツ"Jason Robarts"/府川由美恵 訳 ☆☆☆

「アン夫人の寡黙」"The Reticence of Lady Anne" サキ

訳:中西秀男
ちょっとしたネタの小品だけど、それにうまく家で飼われている猫と鳥を絡めて書いているところがミソ。

『ザ・ベスト・オブ・サキ 1』ちくま文庫


ザ・ベスト・オブ・サキ〈1〉 (ちくま文庫)

ザ・ベスト・オブ・サキ〈1〉 (ちくま文庫)

ショートーショート集
"The Complete Short Stories of Saki"

  • 「アン夫人の寡黙」 "The Reticence of Lady Anne" ☆☆
  • 「ある死刑囚の告白」"The Lost Sanjak"
  • 「女性は買物をするか」"The Sex That Doesn't Shop"
  • 「ガブリエル-アーネスト」"Gabriel-Ernest"
  • 「猟の獲物」"The Bag"
  • 「ハツカネズミ」"The Mouse"
  • 「エズミ」"Esm"
  • 「結婚媒介人」"The Match-Maker"
  • トバモリー」"Tobermory"
  • 「ミセス・パクルタイドの撃ったトラ」"Mrs.Packletide's Tiger"
  • 「バスタブル夫人の遁走」"The Stampeding of Lady Bastable"
  • 「名画の背景」"The Background"
  • 「ハーマン癇癪王」"Hermann the Irascible -A Story of the Great Weep"
  • 「反安静療法」"The Unrest-Cure"
  • 「スレドニ・ヴァシュター」Sredni Vashtar"
  • 「名曲-「花かずら」」"The Chaplet"
  • 「ラティスラヴ」"Wratislav"
  • イースターの卵」"The Easter Egg"
  • 「聖ヴェスパルース伝」"The Story of St.Vespaluus"
  • 「乳しぼり場へ行く道」"The Way to the Dairy"
  • 「やすらぎの里モーズル・バートン」"The Peace of Mowsle Barton"
  • 「クローヴィスの弁舌」"The Talking-Out of Tarrington"
  • 「運命の猟犬」"The Hounds of Fate"
  • 「讃歌」"The Recessional"
  • 「セプティマス・プロープの秘密な罪悪」"The Secret Sin of Septimus Brope"
  • 「グロウビー・リングトンの変貌」"The Remoulding of Groby Lington"
  • 「メス・オオカミ」"The She-wolf"
  • 「ローラ」"Laura"
  • 「マレット家のウマ」"The Brogue"
  • 「メンドリ」"The Hen"
  • 「あけたままの窓」"The Open Window"
  • 「沈没船伝奇」"The Treasure Ship"
  • 「クモの巣」"The Cobweb"
  • 「ひと休み」"The Lull"
  • 「最も冷酷な打撃」"The Unkindest Blow"
  • 「ロマンス売ります」"The Romancers"
  • 「シャルツ・メテルクルーメ式教授法」"The Schartz-Metterklume Method"
  • 「七番目のニワトリ」"The Seventh Pullet"
  • 「盲点」"The Blind Spot"
  • 「宵やみ」"Dusk"
  • 「リアリズム的傾向」"A Touch of Realism"
  • 「ヤーカンド方式」"The Yarkand Manner"
  • ビザンチン風オムレツ」"The Byzantine Omelette"
  • 「ネメシスの祝祭」"The Feast of Nemesis"
  • 訳者あとがき 中西秀男
  • 解説 窓を開けて三十年 都筑道夫

内容(「BOOK」データベースより)
残酷さとユーモア、とぼけた語り口、簡潔な文体で、心の暗部を描き出すサキ。新訳4篇を含む86篇を発表順に編集して2冊で贈るサキの決定版。本巻には、人間の醜聞を次々と暴く、言葉をしゃべる描の話『トバモリー』をはじめ、『ハツカネズミ』『エズミ』など44篇収録。

「電話番号」 The Telephone Number アイザック・アシモフ

『ユニオン・クラブ綺談』アイザック・アシモフ 創元推理文庫 所収
たった一言添えられた言葉から導きだされた答え。うまい。
ユニオン・クラブ綺談 (創元推理文庫)