「ダブリン事件」 Dublin Mystery バロネス・オルツイ

『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収
小学校のころから名前だけは知っているが読んだことの無かった、「隅の老人」。解決もシンプルに決まっていて、出来がいいミステリ。
「隅の老人」と言えば昔読んだ、本で安楽椅子探偵と紹介されていたような気が… 持ち込まれた未解決の事件を老人が解き明かす話しだとばかり思っていたら、事件の説明も解決もすべて老人がしてしまう。ある意味老人の自慢話になっているところがビックリ。
世界短編傑作集 1 (創元推理文庫 100-1)