2008-10-08から1日間の記事一覧

「神になった男」都筑道夫

寓話っぽいのだけども、どっちつかずかな。

「青信号」都筑道夫

読者へ選択肢を残して終わるタイプ。私ならとりあえず車をやり過ごしてからダッシュして拾うだね。

「燭台」都筑道夫

タイトルと舞台設定で怪談かと思わせて、このオチはスカしてる。まあ都筑道夫らしいともいえる。

「古いトランク」都筑道夫

謎がはっきり提示されない、何となく不安なタイプの小品。若さへの憧憬が少し含まれているくらいで、それほど出来がいいわけでもないと思う。

「高い窓」都筑道夫

因縁のある人形の話しをちょっと変則的に書いた小品。

「阿蘭陀すてれん」都筑道夫

読んでも読んでも読み終われない謎の本の話し。 タイトルの付け方、最後の落とし方、都筑道夫の絶品芸です。さすが。 本にまつわる謎というだけでゾクゾクします。

『阿蘭陀すてれん 都筑道夫恐怖短編集成2』都筑道夫 ちくま文庫

都筑道夫恐怖短編集成2 阿蘭陀すてれん (全3巻) (ちくま文庫)作者: 都筑道夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/06/10メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見るI 阿蘭陀すてれん ☆☆☆☆ 高い窓 ☆☆ 古いトランク ☆☆ 燭台 ☆ 青信号 ☆…