『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 実話を元とにしているせいか、結構面白い。しかしトニイがあまりに浅はかすぎる。
『世界短編傑作集3』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 最初の推理に厳密さが無さ過ぎ、犯人も複数同じ方法で殺して、事件性を疑われたらすぐに足がついてしまう。でも、まあまあ良かったかも。
世界短編傑作集 3 (創元推理文庫 100-3)作者: アントニー・ウイン,江戸川乱歩出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1960/12/19メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 17回この商品を含むブログ (27件) を見るミステリ小説アンソロジー "Great Short Stories of D…
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 無理があり過ぎでは、「窓のふくろう」というタイトルもあまり生かされてない。
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 極めて簡潔に書かれているが、状況を穴の無いようにしっかりと説明するのに、かなりのページ数を取られている。そのわりには驚くほどのトリックではないのでな少し物足りない。
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 三篇連続で機械トリックのネタ。自分はつくづくこういった、物理トリックには興味が無いことがわかった。だけど、ラストに意外な展開が待っていて(今となっては古典的なネタだけど)それは面白かった。
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 とにかくゴルフ用語が沢山出てきてそれらの解説が無いので(新版にはあるかも)途中の経過がわからないことばかりだった。
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 子供のころ、推理クイズの本が大好きで何冊も読んでいた。その手の子供向けの本は有名なミステリからネタを持ってきている物が多く、ネタばらしの被害にあっていた。この作品も子供のころに既に知って…
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 『刑事コロンボ』などで有名な、いわゆる倒叙推理物です。探偵役のソーンダイク博士が科学的な捜査を駆使して犯人を捕まえるのだけど、都合の良い偶然(兇器の発見とか)があったりしたので少し物足り…
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 トリックがどうのと言うより、開拓時代のアメリカっぽさと、キリスト教的な考え方や、土俗的な考え方が色濃く作品無いに流れていて雰囲気を作っていていい。
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 障害のある病人が関わっているある意味タブーなミステリといった感じ。親切心を逆手に取った凶悪な事件である。
『世界短編傑作集2』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 ルパンのちゃんとした作品を読むのはこれが初めてだった。かなり面白かった。ルパンのガニマール警部に対するライバル的な友情を逆手に取る、古典的ながらもすっかり騙されてしまった。
世界短編傑作集 2 (創元推理文庫 100-2)作者: モーリス・ルブラン,江戸川乱歩出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1961/01/13メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (15件) を見るミステリ小説アンソロジー "Great Short Stories of De…
『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 この小説はすごい。ラストの思わぬ展開、見事に探偵が負けてしまう話し。犯罪そのものも巧妙。 傑作だと言っていいできばえだが、ここに出てくる犯罪者(作中で明確に犯罪が立証されてはいないが)は、…
『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 これも小学校のころから名前だけは知っているが読んだことの無かった、「思考機械」と言われる人物の探偵物。なかなかお見事な脱出劇ではあるが、「どんな状況でも脱出出来る」というわりには、いささ…
『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 小学校のころから名前だけは知っているが読んだことの無かった、「隅の老人」。解決もシンプルに決まっていて、出来がいいミステリ。 「隅の老人」と言えば昔読んだ、本で安楽椅子探偵と紹介されていた…
『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 盲目の医師と美しい妻の悲しい愛の物語なのですが、何せ無駄に長い感じがしてしまう。
『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 無理目の犯罪をなかなかしっかりとまとめてあると思う。
『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 いわゆる探偵小説のパロディのような作品。当時のロシアの社会がどのような感じかわからないので、状況がつかみにくかった。
『世界短編傑作集1』編:江戸川乱歩 創元推理文庫 所収 あり得ないほど間抜けなくせにプライドだけは異様に高い刑事。彼が捜査している盗難事件のトンチンカンな報告書から、事件の真相を読み取る警部の話し。コミカルな古典と言う感じだった。
世界短編傑作集 1 (創元推理文庫 100-1)作者: ウイルキー・コリンズ,江戸川乱歩出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1960/07/24メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (15件) を見るミステリ小説アンソロジー "Great Short Stories of…
『まっ白な嘘』フレドリック・ブラウン 創元推理文庫 所収 トリック云々ではなく、不気味な肉屋の存在感とそれを取り巻く雰囲気の作り方がすばらしい。リンチというアメリカの暗部を扱った邪悪な話しと言う感じもするが。
まっ白な嘘 (創元推理文庫)作者: フレドリック・ブラウン,中村保男出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1962/05/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (33件) を見るミステリ小説短篇集 "Mostly Murder" Fredric William Brown 「笑…
『地球最後の男』など、終末物で有名なマシスンの極めて感動的な終末もの。世界が終わるときに、どう終わりを迎えるのか? 結局男の発想としては、母性に包まれて迎えるしかないと言うわけです。
ボディースナッチャーVS.子供。アメリカの赤狩り時代の狂想。
寓話的な面白さは、いささか古い感じもするけど、”ひる”の存在が面白く、オチも効いているし、恐さもたっぷりある。
ブラッドベリのライトサイドを恥ずかしげもなく出した作品。しみじみといい。
20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり (河出文庫)作者: レイブラッドベリ,フィリップ・K.ディック,リチャードマシスン,ゼナヘンダースン,ロバートシェクリイ,中村融,山岸真,Ray Bradbury,Philip K. Dick,Robert Sheckley出版社/メーカー: 河出書房新社発売日:…
現時点でアンソロジーに収録が濃厚な作品。 「長い暗い冬」曾野綾子 『異形の白昼』集英社文庫 所収 「母子像」筒井康隆 『佇む人』角川文庫 所収 「乗越駅の刑罰」筒井康隆 『恐怖特急』集英社文庫 所収 「遠い座敷」筒井康隆 『日本 怪奇小説傑作集3』創元…
ロバート・F・ヤングは好きな作家。西洋的な現代の寓話ってところかな。